先で説明した上記表の2〜5の項目に関しては、複数のカードを持てばなんと加算されていくのです。
(※1は加算されないので2以降も加算されないと勘違いしている人が多いのです。)
クレジット
カード名
|
傷害死亡
後遺障害
|
治療費用
疾病・傷害
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救援者
費用
|
賠償責任 |
携行品
損害
|
付帯条件
(※注)
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保険料 |
オリコカード
UPty
|
2000万円 |
200万円 |
200万円 |
2000 |
20万円 |
自動付帯 |
0円 |
楽天カード |
2000万円 |
200万円 |
200万円 |
2000 |
20万円 |
利用付帯 |
0円 |
NICOS
VIASOカード
|
2000万円 |
200万円 |
200万円 |
2000 |
20万円 |
自動付帯 |
0円 |
VIASOカード |
2000万円 |
100万円 |
100万円 |
2000 |
20万円 |
利用付帯 |
0円 |
My Sony
Card
|
2000万円 |
100万円 |
200万円 |
2000 |
20万円 |
自動付帯 |
0円 |
CITY
クリアカード
|
1000万円 |
100万円 |
50万円 |
― |
30万円 |
利用付帯 |
0円 |
学生専用
ライフカード
|
2000万円 |
200万円 |
200万円 |
2000 |
20万円 |
自動付帯 |
0円 |
紹介カードの
保障金合計
|
2000万円 |
1100万円 |
1150万円 |
12000 |
150万円 |
|
0円 |
某保険会社
(例:3泊4日)
|
1000万円 |
500万円 |
300万円 |
10000 |
30万円 |
|
2990円 |
(※注)付帯条件とは、海外旅行保険の適用制約の事です。
自動付帯 : そのカードを持っているだけで、自動的に海外旅行保険が適用されます。
利用付帯 : そのカードで旅費の一部を支払った場合のみ海外旅行保険が適用されます。
某保険会社の保険料は、3泊4日のサイパン旅行を例にしています。
旅行期間が長くなればなるほど保険料はUPししていくので、90日間にしたら保険料はかなりの金額に
なってしまいます。
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「補償金額が1番高い金額の保険をそれぞれの保険会社で按分されるんで複数のカードを持っても意味
無いのでは?」という疑問を持つ方が多いと思います。
これこそが大きな誤解で僕もうっかり勘違いしてたんですよね。
確かに傷害による死亡・後遺障害においては加入している保険の中で最も高くかけられている補償金額
がそれぞれの保険会社で按分されます。
例えばA社で3000万、B社で2000万、C社で1000万円の死亡・後遺障害補償があったとしても、6000
万円は補償されません。1番高くかけられてる3000万をA〜C社の3社でで3:2:1の割合で按分され支
払われるという仕組みです。
年会費永年無料クレジットカードに付帯されてる傷害による死亡・後遺傷害は最高でも2000万円の補
償内容です。(ゴールドカード以上なら死亡・後遺症補償の上限金額2000万円以上があります)
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年会費永年無料クレジットカードに付帯している海外旅行保険の傷害・疾病治療の補償額は最も高
い補償額で200万円です。
万が一の事を考えれば800万円以上の補償が無いと安心できませんがカード1枚だと全然補償額が足り
ていません。
でも、ご安心下さい。なんと、傷害・疾病治療保険での補償金額は按分ではなく加算されていくのです。
つまり、クレジットカードを複数枚持てば十分カバーできてしまうんです。
800万円の保証なら200万円の補償が利くカードを4枚以上持てばよいという事になります。
しかも、加算されていくのは『傷害・疾病治療』だけではありません。『死亡・後遺障害』以外の補償
は全て、最高1億円まで加算されていきます。
※海外旅行保険付帯クレジットカードを全て海外旅行に持っていく必要はありません。
海外旅行傷害保険はクレジットカードを所有してるだけで付帯されているのです。
但し、利用付帯のカードで現地で使用するものは絶対にもっていく必要がありますよ。
《注意》 同じクレジットカード会社が発行する海外旅行保険付帯クレジットカードを2枚持っていても、
補償額は加算されません。但し、現状では同じクレジットカード会社でもの別ブランドの場合
(三菱UFJニコスの場合「NICOSカード/UFJカード/DCカード」)は加算されます。
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