ヨーロッパは日本人にとってあり難い国でほとんどの国がビザを免除してくれます。
ただ同じEU加盟国でも入出国審査(シェンゲン協定)に加盟しているかどうかで入出国の条件が変
わるので注意が必要。
シェンゲン協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行
われます。このため、経由国では入国スタンプを押されることは原則的にありません。 ◆シェンゲン条約加盟国 アイスランド、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、スロベニア、
デンマーク、ドイツ、スイス、ノルウェー、フランス、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、
ルクセンブルク、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、
ルーマニア、ブルガリア
※英国と東欧・中央の一部を省けば大体の国ががシェンゲン条約に加盟している。
●入国手続き【協定国を経由して協定国へ移動の場合】 最初に入国した国でのみ手続きします。税関検査は目的地で行います。 例)成田→パリ経由→ローマ→バルセロナ→マドリッド→ベルリン→フランクフルト→ロンドン
経由地のパリで入国手続き、目的地のローマで税関検査。 パリに入った日から半年間で合計3ヶ月間はシェンゲン加盟国を周遊できます。
シェンゲン非加盟国を移動している場合はシェンゲン条約で与えられた3ヶ月の日数はカウントされ
ず、またシェンゲン国に入れば日数がカウントされると言うものです。
3ヶ月を使い切った場合は、最初に入国した日から6ケ月経つと再入国できるようになります。
滞在延長は原則的に不可です。但し病気治療などの特別な理由がある場合などは延長ができる
場合がもありますが、加盟国によって異なるので各国の在日大使館で確認した方が良いでしょう。 ※上記の例では出国はフランクフルトとなり、途中はパスポートチェックはあっても入出国のスタン
プは押されません。
ロンドン(イギリス)はシェンゲン非加盟国なので英国内で最大3ヶ月まではビザなしで周遊出来る。
ロンドンを周遊後、シェンゲン規定のビザ(3ヶ月期間)の内、まだ残っている日数があれば、またパ
リなどに戻ることは可能。 ※詳しくは最新の情報の掲載れているサイトなどでご確認下さい。 |