海外＆周遊旅行・世界一周ガイド

　　

電話機・国際電話

　■目次｜
　　●　はじめに　
　　●　国際電話の掛け方　　　　
　　●　レンタル携帯電話　　　　
　　●　CP（パソコン）で通話するＩＰ電話
　　●　日本国内の携帯電話を海外に持っていく場合
　　●　ｉＰｏｄタッチでＷｉＦｉ電話
　　●　公衆電話を利用する際の注意　
　電話の準備と海外での電話使用など
　　はじめに　
　最近の携帯電話は海外で使えるものが多く便利です。
　ただ、海外ローミングを使用するため後で請求書を見て腰を抜かすほどの費用がかかってしまうこともあり
ます。緊急連絡の際の着信用にして、自分からかける場合は他の手段を取った方がベターですよ。

　電話はホテルや公衆電話などを利用すれば現地から電話を掛けることは可能です。
　ただ、海外の公衆電話は国ごとに使用方法が違うし、硬貨の単位も違う。また、壊れているものが多す
ぎて探す事も含めて思いのほか時間を食ってしまいます。
　同じ国に一ヶ月以上いるという滞在型なら国際電話に便利なカード類や、レンタル携帯電話などがあり
ますが、周遊旅行で国から国への移動が頻繁な場合は割高になるため余りオススメできません。
　各旅行のパターンに合わせて何をどうするか考えてみましょう。
　　国際電話の掛け方　　


　最初はなれないかもしれませんが、慣れると簡単ですよ。


　●海外から日本へ掛ける場合

　　　国際電話の識別番号（国毎で異なります）
    　　　            ▼
  　　８１(日本の国番号)
    　　　            ▼
 　　相手先の電話番号（市外局番の最初の『0』は省きます）

　［例］アメリカ合衆国（011） からの場合

　　011−81（日本の国番号）−[市外局番などの最初の0を省く]−［加入者番号］

　・固定電話宛　０３−１２３４−××××　　→ 　０１１−８１−３−１２３４−××××
　・携帯電話宛　０９０−５６７８−××××　→ 　０１１−８１−９０−５６７８−××××

また、KDDI、NTT、ソフトバンクなど日本の大手電気通信事業者で国際電話を扱っている会社など
がサービスを行っているクレジットカード支払い経由の国際電話を利用すると旅行などではとても便
利に日本へ電話を掛けられる事ができる。
全体的に直通の国際電話よりは安めに通話料金が設定されている事が多い。
各電話会社の現地のアクセス番号を確認する事が必要である。
それ以外の方法としては、現地のスーパーやコンビニ、タバコ屋、新聞販売所などの小販売店また
はなどで格安通話料の国際電話カードなどを購入することが出来る。
　　レンタル携帯電話　　

●日本の海外用携帯電話レンタルサービスを利用

短期(約2週間以内)で使用する方向け。
レンタルサービスは、渡航先に対応した現地仕様の携帯電話端末を電話番号が付いた状態で貸し出し
てくれます。利用料金分を把握しやすい。各社、日本国内主要空港での受け渡しや、自宅や会社への
指定日宅配を行っています。現在、携帯電話を所有していない方でも簡単に申込が可能です。
　　　　　・ テレコムスクエア  
　　　　　・ モベルコミュニケーションズ
　　　　　・ G-phone
　　　　　・ グローバルセルラー
・ Sky World
・ ジェイモバイラー
・ JALエービーシー
・ 留学フォン

●海外用GSM携帯・ポストペイドSIMカードを購入して利用

利用有効期限はなく、海外へ長期間(約2週間以上)、年に数回、何度も往復するに向いています。
携帯端末の購入(買取)のため、端末の紛失盗難時は自己責任となり、携帯を利用しない場合は端末
代金分が損になる。尚、ポストペイドとは、利用料金分を後払いする方式を意味します。

　　　　【　レンタルと購入時の料金比較　】　　　（例）イギリスへの12日間の渡航の場合

項目 レンタル 購入
レンタル料金 8,640円* -
購入費用 - 7,329円
宅配送料 無料 525〜1,050円
月額基本料金 - 無料
基本通話料(ミニマムチャージ) なし なし
通
話
料
金		 受信料金 無料 無料
国内通話料 140円/分 70円/分
日本への国際通話料 290円/分 160円/分
他の国々への国際通話料 400円/分 250円/分
ショートメッセージ 90円/件 60円/件
　　　　　　　　※レンタル料420円＋補償料(任意)300円＝720円×12日＝8,640円(税込)

　　　　　　　　※上記料金表はモベル社を利用いただいた場合の通常料金例

●海外用GSM携帯・SIMカード・プリペイドカードを購入して利用

海外、または日本でGSM携帯電話と料金前払いのSIMカードとプリペイドカードを購入し利用する方法。
1つの国に長期滞在する際に最適ですが、使用有効期限有り。

●現地のレンタル携帯電話サービスを利用

日本人が余り渡航しないような国や地域に長期滞在する方に向いています。
但し、現地でのレンタル手続きは時間がかかる場合が多いので注意が必要です。
手に入るまで、また、現地に行くまで携帯番号が分からないこともあるのがやや不便ですね。

●海外対応携帯電話をレンタルして海外で同じ番号を利用

キャリア(携帯電話事業者)からレンタルして日本と同じ番号を海外で利用する国際ローミングサービス。
電話の着信料・受信料、国際転送料も携帯所有者の負担。
現地にて現地の人にかける場合でも日本を経由（ローミング）するため通話料は高い。

●海外対応携帯電話を購入して海外で同じ番号を利用

海外対応携帯電話を所有している方やこれから購入する方が、日本で利用する携帯電話と同じ番号そ
のままで海外渡航先で利用できる国際ローミングサービス。海外を頻繁に往復する方に便利ですが事前
に対応端末の購入などが必要です。
海外使用の着信料負担、端末紛失時の不正利用等リスクもあり、サービスの十分な把握が必要です。

　　・ NTTドコモ docomo WORLD WING
　　・ au グローバルパスポートGSM/CDMA
　　・ ソフトバンク SoftBank3G国際サービス
　　・ イー・モバイル emobile 国際ローミング
　　・ WILLCOM(PHS) 国際ローミング
　　　　　　※一部地域(3ヶ国)対応
　　CP（パソコン）で通話するＩＰ電話　

パソコンにイヤホン・マイクをつけ､インターネットで通話することができます｡電話相手も同じ電話会社の通
信ソフトをインストールし、上記の設備があれば､無料もしくは安い料金で通話ができます｡

周遊旅行だと国ごとにＳＩＭカードなど買っていると破産してしまうのでもっぱらＳＫＹＰＥ（スカイプ）を利用して
いました。外国人はＴＶ電話的に日常的に使っているので海外のネットカフェはほぼ常設されていますよ。
　　日本国内の携帯電話を海外に持っていく場合（置いて行く場合）　
　
●ドコモはＷｏｒｌｄ　Ｗｉｎｇに申し込む必要があります。詳しくはドコモのサイトをご覧下さい。

●アダプターは海外用のものを持っていくようにしましょう。

　ドコモ（FOMA）ならアダプター０１は国内用、０２が国内＆海外用です。同じものでシールに番号が
　書いていますので、必ず確認してから持っていくようにしましょう。
　０１を持って行くとまずアダプターが壊れますが、本体への影響も心配です。

●ドコモの海外パケ・ホ＝ダイ　・・・　2010年9月1日〜2011年3月31日まで（1480円）

　どの画面を開くかによりますが画面を１つ開く毎に海外では50円前後の費用がかかります。
　メールチェックだけでも結構な費用になります。
　※海外パケにしない場合はメール選択受信機能にしておくと自動着信にならず、チェックしたいときに
　　　受信・保留・削除の３つをメール毎に選べますので無駄な着信が防げて便利ですよ。

●ソフトバンクも2011年6月末まで『海外パケットし放題』を1480円でやってますね。

　ｉ−Ｐｈｏｎｅを海外で使うとドコモと同じで高額になるから、ＷｉＦｉのみ使っている人が多かったですね。
　心配な人はＳＩＭカードのみ抜いてＷｉＦｉを拾っていました。スカイプを使えばＩＰ電話もできるしね。

●携帯電話を置いてく場合

　電話番号やメールアドレスが変わるのが嫌な人は、最安プランに変更して日本に置いておきましょう。
　休止サービスも利用出来ますが、再開時に電話番号が変わってしまうので不便です。
　サービス内容も変更しているかもしれないので契約しているキャリアに相談してみましょう。
格安 国際電話

　　ｉＰｏｄタッチでＷｉＦｉ電話　　

ｉＰｏｄタッチのＷｉＦｉ機能を利用すれば、Ｓｋｙｐｅ（スカイプ）でインターネット電話が使用できビックリするほど
安く電話がかけれます。しかも、Ｓｋｙｐｅ同士なら無料通話が可能。

ＷｉＦｉが常に繋がらないと着信するのは弱いけれど、こちらから書ける場合は非常に便利です。
　　公衆電話を利用する際の注意　　

日本の公衆電話は受話器を上げてからコインを最初に投入しますが、海外の電話は受話器を上げて場
暗号を入力してからコインを投入するタイプが多いので気をつけてください。

最初に入れてしまうとコインが戻ってこないことが多いです。

また、壊れている公衆電話が多いので通話できそうかどうか受話器を上げてから音を確認しましょう。

通話中は盗難防止のため荷物を目線から外さないように！

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