海外&周遊旅行・世界一周ガイド

  

パスポート


 ■目次|
 パスポートについて
 パスポートとは?   

海外旅行には必ずパスポートが必要。これくらい皆知っていますよね。
これがなければ日本から出国することさえできません。

世界中どこにいても、あなたの身分証明書になる大切なモノで貴重品の
一部となります。

日本のパスポートは高値で闇取引され人気なので注意しましょうね。

町を観光するならパスポートのコピーを持っていればで十分ですよ。パスポート ビザ査証
また、入出国以外でパスポート提示を求められた場合、9割がたコピーで事足りました。
ちなみに、カラーコピーの方が本物を出せと言われにくいですよ。パスポート ビザ査証
本物のパスポートを簡単に出し入れする場所に保管したくないからコピーが大活躍でした。

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まだパスポートを持っていない人は旅行の日程が決まったら早めに申請しましょう。
下記のパスポート申請場所』などの情報を参考にして下さい。

既にパスポートを持っている方必ず残期間をチェックしておきましょう。
旅行期間が10日間でも入国日に3ヶ月以内に有効期限切れるパスポートを持っている場合は入国
を拒否されるケースがあります。(中には6ヶ月となっている国もある)

有効期間が1年未満の場合は、延長手続きが可能なので手続きをしておきましょう。

また、余白の少ない人や結婚などで姓名が変わった人も要注意。(⇒パスポートの補足を参照


 パスポート申請場所 


申請は、住民登録している都道府県の旅券担当窓口(パスポートセンター)で行います。

地域によっては出張所も設置しているので、最寄りの窓口で申請しましょう。

またパスポートの受取りは申請したところでしかできません。

パスポート申請を旅行会社に頼むと、申請書類の作成などを請け負ってくれます。
多忙な人、初めてで不安な人や、団体参加には便利です。当然手数料が必要です。

◆申請場所はコチラ ⇒ パスポート申請先都道府県ホームページ(外務省HP)

 パスポート申請に必要な書類 


申請者本人が初めてパスポートを取得するには以下の書類が必要です。有効期限切れの人も同じ
ですが、期限切れのパスポートが必要になります。

必要申請書類一覧(日本国内で取得する場合)

@戸籍抄本(または謄本)1通(発行日から6か月以内のもの)

 本籍地の市区町村の役所で発行。本籍地に住んでいない人は、手数料と返信用封筒を郵送して
 送付してもらうことが可能。該当の市区町村役所に確認して下さい。

 郵送で受け取る場合は手数料として郵便局で発行している「定額小為替証書」を購入したり、
 正確な本籍の記載が必要になったりと時間がかかります。

A住民票1(発行日から6か月以内で、本籍の明記があるもの)

 住民登録をしている市区町村の役所で発行。
 ※住基ネットに参加している自治体なら、住民票は原則不要です。 

B身元確認の書類

 パスポートの申請には身元を確認する書類が1〜2つ必要です。

 ・1つで良い書類(一部省略)・・・これだと他に出す必要が無いので楽です。
   運転免許証、船員手帳、宅地建物取引主任者証など

 ・2つ必要な書類(ABの各1つ、又はAから2つを提出。)
  [A]健康保険証国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、国民年金証書(手帳)、
    厚生年金証書(手帳)、船員保険年金証書(手帳)、恩給証書、共済年金証書、
    印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要です)等

  [B]学生証会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書。(※全て顔写真のあるモノ)

C写真16か月以内の撮影のもので縦4.5cm×横3.5cmのフチなし写真)

  照明がきつく顔が白くなったり、帽子被っていたり髪の毛が目にかかっていたりと本人かどう
  か判別できないものは不可です。
  余りにも顔が違う写真を貼ると諸外国でパスポートチェックの度にトラブルになりますよ。

代理人に申請を頼む場合

 代理人に頼んで新規パスポート申請する場合、代理人の身元確認書類が必要です。
 また、一般旅券発給申請書にも申請者本人の記述が必要な箇所があるので、申請前に
 前もって申請書を入手して記載しておく必要があります。


 パスポートの申請〜受取まで 


申請日から通常1週間ほどでパスポートを受け取れます。(土・日・休日は不可)

●申請

 必要書類を持って、旅券事務所に行き、窓口で申請をします。
 旅券事務所にて申請が完了するとその場で旅券引換書(一般旅券受領証)を受け取ります。
 これに交付予定日が記載されていますので期日まで大切に保管しましょう。

受取
 旅券引換書に記載されている交付予定日以降に、申請した旅券事務所で受け取ります。

 受け取る際に手数料を収入印紙で支払います。(印紙は受取場所で購入可能。)
 10年用(20歳以上)は16,000円、5年用(12歳以上)は11,000円、5年用(12歳未満)は6,000

   [注意]
        ※年齢に関係なく本人が必ず受け取ること。代理は不可。
        ※申請日から6か月以内にパスポートを受け取らないと失効します。
  


 パスポートの補足・注意事項


スタンプを押す欄(査証欄)の余白がなくなった場合
  この場合1冊につき1回だけ増補(40ページ分)/手数料2,500円ができます。
有効期限を伸ばす場合
  パスポートの残存有効期間が1年未満になったら、いつでもそのパスポートを延長できます。

有効期限切れのパスポートを持っている場合
  1日でも有効期限が切れてしまうと、新規の申請を行なわなければなりません。
  その場合、申請時には期限切れのパスポートの提出も必要です。

結婚・離婚などで姓が変わった場合
  現在のパスポートに記載事項を訂正する方法か、現在のパスポートから新規に取得する方法
  があります。しかし、パスポートのサインは訂正することができないので、サインを変更したい
  場合は新規取得する必要があります。
  ※日本人が多く渡航しない国に行く場合や陸路で入国する場合はチェックに長時間かかること
   があったり、別室に呼ばれたり、荷物検査が細かかったりする事があります。
   旅で知り合った皆さんが嘆いていました。新規パスポートの方がベターかもね。

未成年がパスポートを取得する場合
  未成年(20歳未満)の場合は予め申請書の裏面「法定代理人署名」欄に親権者(父母)の
  署名が必要。親権者が遠隔地にいる場合には同意書に署名を貰う方法もあります。

パスポートをなくした場合(国内で紛失の時)
  国内で紛失した時は再発給手続きが必要。
  有効期間が一年未満の場合には新規発給手続きも可能。(本人による手続きが必要)

パスポートをなくした場合(海外で紛失の時)
  国内で紛失した時と同様、再発給手続きが必要。(各国にある日本の在外公館で手続き)
  再発給手続きの際、海外で紛失して「帰国の為の渡航書」で帰国した場合、この「渡航書」が
  申請に必要になります。



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