参加者の中で誰が”キング”か会話しながら推測するゲーム。
キング役を暴きだすのは”市民(平民)”役と”探偵”役の市民(平民)側チーム。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 簡単に言ってしまえば”嘘を付き、相手を騙し、疑うゲーム”なのだが一度やるとハマリます。
しかし、単なるゲームで遊びなのだが、感情移入してケンカしたり人間不審に陥ったりする人が居るようで
す。それほど真剣にヒートアップしちゃう麻薬のような遊びです。
ゲームと割り切れない人は始めから参加しないようにしましょうね。
最初は観ているだけってのも良いかもね。
<<<<<<<< 【 ルール 】 >>>>>>>> |
※各地で色んなルールがあるので最初に全員で確認しておきましょう。
・”キング”が一人でも残ればキングの勝ち。
逆に、キングが全員暴かれてしまえば市民(平民)側の勝ち。
・キングと平民(探偵含む)が同数になってもキングの勝ち。
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(1)トランプの使い方/カードの枚数と役割 用意するカードは、下記の通り。
カードの種類 |
役割 |
条件 |
K(キング) |
キング |
参加者の人数により最大4名
目安は『 参加人数÷2-−1 』
※熟練度によって枚数を減らす場合あり。 |
絵札以外(2〜10) |
市民(平民) |
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スペードのA(エース) |
エース探偵 |
1名のみ |
JOKER |
ジョーカー探偵 |
0〜1名
※キング以外のカードが5〜6枚以上ある場合のみ最大1名のジョーカー探偵が誕生 |
まずは、参加者の人数よりも1枚多いカードを用意する。 例えば、6人なら『 K:2枚、A:1枚、絵札以外のカードが4枚 』の計7枚。(人数より1枚多い) 【 配布カードの目安表 】
人数(カード合計) |
K |
市民(絵札以外) |
A(エース) |
Joker |
5人 (6枚) |
2枚 |
3枚 |
1枚 |
0枚 |
6〜7人 (7〜8枚) |
2枚 |
4〜5枚 |
1枚 |
0枚 |
8〜9人 (9〜10枚) |
3枚 |
5〜6枚 |
1枚 |
0枚 |
10〜11人(11〜12枚) |
3枚 |
6〜7枚 |
1枚 |
1枚 |
12人以上(参加数+1) |
4枚 |
参加人数−5枚 |
1枚 |
1枚 |
目安なので、面白くなるように微調整してください。
ミニマム4−5人。6〜7人以上の参加者がいると盛り上がる。
(2)役割説明 キングは市民(平民)を装ってばれない様にする。もちろん、探偵っぽく演技してもかまわない。 それ以外のメンバーは誰がキングかを暴き出すのだが、探偵のみ特殊な役割がある。
役割 |
特別ルール |
エース探偵 |
※参加者全員が顔を伏せている間に参加者のカードを無条件に1枚だけ確認することが出来る。 |
ジョーカー探偵 |
※参加者全員が顔を伏せている間に参加者のカードを無条件に最大2枚(一回のターンに1枚づつで計2枚)のカードを確認することが出来る。 |
つまり、探偵のみ参加者の中で1〜2名の素性を知っていることになる。
逆に、自分の素性が探偵に知られてしまっている可能性がある。
(3)ゲームの進め方 @伏せたカードを、1人1枚ずつ引く。(1枚余ったカードは横に避けておく) A各自が自分のカードを確認し他人には見せないよう自分の前に伏せてカードを置く。 B進行役を1名決め(誰でも良い)、ゲーム開始の準備を以下の様に指示していく。 ・『全員目をつぶって下さい。』もしくは、『顔を伏せて目を瞑ってください。』
※進行役も参加する場合は自分も他の人同様に目をつぶって指示してください。
※顔を伏せる場合はカードは誰のか判るように輪の中心に寄せておく。
・次に、『キングの方のみ目開けて下さい。』 → .キングのみ目を開けて、仲間を確認する。
・10からカウントダウンした後、『キングの方、目を閉じてください。』と指示。
・『.エース探偵は目を開けて、自分以外の好きなカードを1枚確認して下さい。』
・10からカウントダウンした後、『エース探偵の方、目を閉じてください。』と指示。
※ジョーカーを配った場合のみ。
・『ジョーカー探偵は目を開けて、自分以外の好きなカードを1枚だけ確認して下さい。』
・10からカウントダウンした後、『エース探偵の方、目を閉じてください。』と指示。
・『全員が目を開けて下さい。』もしくは、全員目を『顔を上げて目を開けて下さい』
・『それでは、ゲーム開始!!』
(4)ゲーム開始 → つまり、暴き出すための自由な会話を開始 Aさん:「Cさん、似やついてるけど、キングですよね?」
Cさん:「Bさんが、目が泳いでたので笑っちゃった。ていうか、言いだしっぺのAさんこそ…」
と、会話が展開されていく。
ただ、探偵は少なくとも自分の見たカードの人が嘘を付いているか本当のことを知っているのだ。
もちろん、探偵は自分が探偵で真実を知っていると公表してもかまわないし、泳がせても良い。
むやみに自分の素性を明かす必要は無いかもしれない。
探偵だと名乗りを上げてもキングか市民(平民)が策略的にいやいや我こそは探偵であると名乗ると
自分が疑われてしまいかねない。
しかし、ここで重要になってくるのが”余っていた1枚のカード”の存在だ。
このカードが実はジョーカーかもしれないし、キングかもしれないのだ。
(5)1回目のキング投票(予備投票) 参加者全員の同意が取れたら、第1回目のキング投票を実施する。
第1回目の投票は、予備投票であり、周囲の人がどう思っているかを確認します。
・進行役の合図とともに一斉にキングと思われる人を指差す。
トランプカードの上にコインやマッチなどマークを置いても構わない。
・進行役は『予備投票はこれで終わります。では、ゲームを再開します。』と宣言し、また会話
をスタート。疑われている人は挽回しないと本投票で落とされかねませんので頑張ろう!
(6)2回目のキング投票(本投票) 再開後、ある程度ゲームが進み、皆の同意が取れたら、第2回目のキング投票を実施。 ・前回と同様に進行役の合図とともに一斉にキングと思われる人を指定する。 2回目以降の投票は、本投票のため、最も多く指名された人は自分のカードを公開
して、ゲームから退場。以降の発言などの参加は出来ず、見学に回ります。
王様がめくられた場合は、味方の王様がまだ場の中にいるかどうかだけを宣言。
一人もいないのにやっていても意味がありません。
・進行役からの指示。『全員目をつぶって下さい。』もしくは、『顔を伏せて目を瞑ってください。』
『進行中は、手を叩いたり、体を動かしたりしてください。』と、気配を察知させないようにする。
・次に、『キングの方のみ目開けて下さい。平民(探偵含む)を1枚のみめくってください。
→キングが複数いる場合は声をださずに相談して、排除したい一名を指定。
キングがカードをめくっても良いが、退場者にめくってもらっても良い。
これでキング側が市民側の一名を退場させることが出来る。
最も邪魔な存在が消されやすい。探偵を排除できればキング側に有利。
・カウントダウン後に、『全員目を開けてください。』と指示。 市民(探偵含む)の一人のカードが数字の方向いて開けられている人は『死』を意味します。
投票で排除された一人目と同様に、これ以降のゲーム参加、発言は出来ません。
(6)の補足 ※ジョーカーを配り、且つジョーカー探偵が退場してない場合は2回目の投票のみ実施。 ・『残っている参加者の全員は目を閉じてください。』
・次に、『.ジョーカー探偵は目を開けて、好きなカードを1枚だけ確認して下さい。』
・カウントダウン後に、『エース探偵の方、目を閉じてください。』と指示。
※これ以降はジョーカー探偵がカードを確認することは出来ない。 (7)3回目以降の投票 以下、ゲーム終了まで同様に、会話→投票→1名の退場、キングからの排除(1名)を繰り返す。 (8)最終結果
・キングを全員暴けば市民(平民)の勝利。
・キングと市民(平民)の数が同数、もしくは、キングの方が上回ればキングの勝利。
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