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デジカメ撮影方法・ちょいネタ


 ■デジカメ撮影方法・ちょいネタの”メニュー”一覧
  ● 夜景を簡単に上手に撮る方法
  ● ミニ三脚を上手に活用しよう! 特に、夜景や夕焼けなど
  ● 空を青く、夕焼けを赤く強調して撮る方法
  ● 逆光で人物を撮影する方法
  ● 暗い場所でフラッシュなしで撮る方法 
  ● 被写体に焦点を当て背景をぼやかす撮影方法
  ● 補足 / ホワイトバランス
    
 『デジカメ撮影』の方法というかコツ(ちょいネタ)紹介
 はじめに
デジカメ撮影で上手に撮る方法のちょいネタを紹介します。
一眼レフなど持ってカメラに詳しい人はもっと本格的な技術をお調べ下さい。
ここでは、軽く旅に出てあまり難しいことをせずに簡単に思いでの一枚を撮影できればってことに焦点を当てて紹介しています。ホントに初歩の初歩だけですよ。

 夜景を簡単に上手に撮る方法

 夜景を撮る場合は夜景モードだけで撮らないで、風景モード
 など色んなモードで撮ってみましょう
 他には、教会など屋内でも風景モードで撮るなど設定モードに
 こだわらないで撮影してみよう。

デジカメの調整を細かくするのは面倒な場合は、夜景モードで撮るのとは別で風景モードなど色んなパター
ンで撮ってみましょう。


ISO感度やホワイトバランスなど調整するのは面倒だって人が多いですよね。そんな場合に気に入った景
色は色んな設定モードで撮影すると気に入った写真が撮れ確率がアップします。


下の2枚の写真はハンガリーのブダペストの”くさり橋とドナウ川と王宮””夜景モード””風景モー
ド”
とのの違いです。ミニ三脚で固定して同じカメラで設定モードだけ切り替えて撮影しています。


例えば、左上の写真はは全体がオレンジ色に写っていすが、右上の写真は手前のくさり橋が白く、バックの
王宮がオレンジ色でコントラストがはっきりして奥行きがくっきりするのでより綺麗に取れました。

バチカン市国/サンピエトロ大聖堂

ブダペストの市庁舎

ブリュッセルの大聖堂



教会の中では”風景モード”にすると全体が柔らかい感じで撮れたりするので色々試してみると面白いで
すよ。晴れた青空を強調したり、夕焼けの赤を出す方法は後で紹介しています。

※カメラによって特徴があるので色々お試しあれ。

今回の写真は”PentaxのOptioW”という4m防水のカメラ。


 ミニ三脚を上手に活用しよう! 特に、夜景や夕焼けなど

 夜景や夕焼けはミニ三脚などで固定して撮影すると綺麗です。
 さらに、セルフタイマー設定して撮るとより手ぶれしません。

 夜景や夕焼けを撮るときは三脚などで固定して撮ると綺麗に撮れるのは多くの人がご存知ですよね。

 それでもうまく撮れないない場合はシャッターを押す際に微妙に手ブレしてしまっている事が原因であるこ
とが多いんですよね。手ぶれ防止機能がついていても、暗い場所で撮影する場合はどうしてもカメラが十
分な光の量を取り込もうとするためにシャッタースピードが自動的に遅くなってしまい少しの手ぶれでも撮影
に影響が出てしまいます。

その場合はセルフタイマーにセットして自動撮影にするとブレが無く綺麗に取れますよ。


三脚が無い場合は、息を止めて、胸元に固定するなどして出来る限り動かさないで撮りましょう。

手を前に出して撮るとブレが多くなるので、目や胸元など何かに当て撮るとマシです。かなり難しいですけど
ね。何か固定されているものに設置して撮るのがベターです。柵や木や壁など。

 空を青く、夕焼けを赤く強調して撮る方法

折角の旅行で晴天なら写真も奇麗に撮影できるしテンションが上がりますよね。

ただ、実際の色味が上手く出るかどうかは各メーカーの特徴などで色味に違いが出たりします。

僕は日本一周と世界一周で2つのデジカメを使い分けていました。本当ならカメラは1つで良いのですが、
どうしても空のや海の青が奇麗に出せるのが古いほうのカメラだったので仕方なく2つ持ってました。


通常の旅行者は1つしかないので後で見てがっかりしないように簡単なコツを紹介しました。


空を青く強調して撮る方法

 通常モード、風景モードなど撮影した後、”『白熱灯』モード”で
 撮影してみてください。
撮影する際に『晴れ』モードで撮ると白っぽい青空になることが多いので、”『白熱灯』モード”で撮影して
みてください。白熱灯は赤っぽく写るため、青が強調されます。

風景を撮る場合、通常モードでも空の青の部分にピント合わせて撮ると青みが増すことがあるし、コントラ
ストを強調するとより濃い色になります。後者は全体が濃くなっちゃいますけどね…。


夕焼けをよりより燃える赤にして撮る方法

 夕焼けモード”で撮影後、さらに”『曇り』モード”に設定して撮影
 してみてください。
デジカメにはシーン別の撮影モードがあってこの”夕焼けモード”が付いていることが多いです。

まずはこれで一枚撮ってみてましょう。

その後、”『曇り』モード”に設定して撮影してみましょう。より赤味が強調されて撮影されます。

デジカメは、曇りの日は「青」っぽく写るため、『曇り』モードに設定することで赤が強調されるのです。


デジカメに予め設定されている機能を利用するだけすので簡単です。

2枚撮ってみてあとで自分の好きなほうを残せば良いですよ。


≪注意≫

特にCPの液晶で見ると色も印象も全然違って見えますから、旅から戻ってから消去することをお
薦めします。


 逆光で人物を撮影する方法

 撮る人物をカメラから3m以内に捕らえ、フラッシュを強制的に
 発光して撮影しましょう。

屋外で逆光で撮影すると背景が明るく、肝心の人物が暗くシルエットのようになってしまいます。

こんな時にはフラッシュを使うと近い対象物には光が当たるので人物が暗くならずに撮影できます。

≪ 撮影のポイント ≫

・人物が離れたところにいるととフラッシュの光が届かないのでカメラから3m以内に立ってもらいましょう。

・日中の明るい場所ではフラッシュは自動発光しないため、フラッシュが強制的に発行できるように稲妻マ
ークに設定してください。


≪注意≫

撮影後は必ずフラッシュをAUTOに戻しておきましょう。
フラッシュをつけっ放しにするとバッテリーの消耗が早く夕方まで一日もちませんよ。



 暗い場所でフラッシュなしで撮る方法
 

 ”ISO感度(光に対する敏感さを表す数値)”を高くすることで
  上手に撮影できます。

●料理や室内で写真を撮る時
例えば、室内の照明が暗いレストランでフラッシュ撮影すると折角の料理が余り美味しそうに見えません。
原因は光が当たりすぎてフラッシュで明暗差が大きくなって堅い印象の写真になったり、光が当たりすぎて料
理がてかったり色がうまく出なかったり美味いしそうに撮影が出来ないことが多いですよね。


そんな時に、ISO感度を高く設定して撮影すると上手く撮れますよ。

お店の雰囲気を残した状態で美味しそうな写真を撮ることが出来ます。

通常デジカメではISO感度が”AUTO(自動)”になっていますが、”6400、3200、1600、800、400、
200・・・”という数値をあげれば良い。(※多くの機種では800〜100など低めに設定されています。)

 ⇒ ややこしい、難しいって方は、少し離れて望遠でズームにしてフラッシュ撮影して
    みてください。料理だけ撮るなら光が当たり過ぎないのでだいぶマシに撮れますよ。

●離れた建物を撮る時
夜景で建物を撮影する際にフラッシュを使っている人がよく居ますが遠すぎて光が届きませんよね。

そんな時にもこのISO感度を調整することで暗い場所でも明るい写真が撮れます。

フラッシュを使わずにISO感度を1600に設定して撮ってみてください。


≪注意点≫

・ISO感度を高すぎるとノイズが出るので、ISO感度を下げるなどして調整してください。

・手ぶれしないように出来る限りカメラを固定して撮りましょう。ミニ三脚があると便利です。


●水族館で水槽の魚を撮る時
水槽の中もかなり暗いのでISO感度で調整しましょう。

ガラス面の映り込みはカメラのレンズをガラス面にくっつけて撮影すれば防げます。


 ⇒ 水槽は演出のため青系の照明や背景が多く、デジタルカメラはこの色味を自動補正
   する機能が付いています。そのため、実際の色味と違ってしまってあとで見るとこんなん
   だっけと首をかしげることがよくあります。解消するにはホワイトバランスで太陽光
  (太陽のマークなど)に設定すれば実際の色味に近い写真が撮れます

●イルカのショーなど屋外で撮影する時

晴天なら明りは十分なのでISO感度を上げないで、高速連射撮影で上手く撮れます。
ただし 、曇天の場合は、標準の撮影だと満足いかないことがある。

この場合は、ISO感度を1600や3200に上げて連続撮影しましょう。

シャッター速度が調整できるなら『4000分の1秒』など最速に設定します。


 被写体に焦点を当て背景をぼやかす撮影方法

 撮影者が被写体から離れて、光学ズームを使って被写体を
 大きくして撮影するだけで背景がぼやけて撮影できます。

 ズームの倍率が大きければ大きいほど効果も大きくなります。
背景がごちゃごちゃしていて対象物のみ焦点を当てて撮影したい場合、例えば花だけに焦点をあてて周り
の背景をぼやかしたときに利用できます。

ズーム(望遠)にするとピントが合う範囲が狭くなるので、後ろの背景がぼやけるます。


「背景をぼかして撮影するテクニック」は他にもありますが、最も簡単に誰にでもできる方法を紹介しました。

 補足 / ホワイトバランス

 より自然な写真が撮れる機能
デジタルカメラには”ホワイトバランス”と言う機能があり、どのような光の下でも白色を白色として認識する
ように調整してくれます。

通常はオートホワイトバランスにしておけばいいのですが、ホワイトバランスの設定を替える事に雰囲気の違
う写真が撮れたりします。

マニュアルで調整することで、より自然な色合いを表現することができます。

面倒だって人は普段は使う必要はありませんが、人生のメインイベントである結婚式では挑戦してみてくだ
さい。ウェディングドレスや白無垢など白を基調とした服装などはマニュアルで ホワイトバランスを設定すると
オートよりも自然な写真が撮れるのでより美しい記念写真が撮ることが出来ますよ。


 ≪ デジタルカメラのホワイトバランス設定 ≫

 ・オート     自動的にホワイトバランスを設定します

 ・太陽      晴れた屋外で撮影するときに設定します

 ・曇り      曇りや日陰、薄暗い場所などで撮影するときに設定します

 ・蛍光灯    蛍光灯の灯りで自然な色に写ります  

 ・電球     電球の灯りで自然な色に写ります  

 ・マニュアル    白い紙などを利用して、手動で最適な設定を行います




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