”ISO感度(光に対する敏感さを表す数値)”を高くすることで
上手に撮影できます。
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●料理や室内で写真を撮る時
例えば、室内の照明が暗いレストランでフラッシュ撮影すると折角の料理が余り美味しそうに見えません。
原因は光が当たりすぎてフラッシュで明暗差が大きくなって堅い印象の写真になったり、光が当たりすぎて料
理がてかったり色がうまく出なかったり美味いしそうに撮影が出来ないことが多いですよね。
そんな時に、ISO感度を高く設定して撮影すると上手く撮れますよ。
お店の雰囲気を残した状態で美味しそうな写真を撮ることが出来ます。
通常デジカメではISO感度が”AUTO(自動)”になっていますが、”6400、3200、1600、800、400、
200・・・”という数値をあげれば良い。(※多くの機種では800〜100など低めに設定されています。)
⇒ ややこしい、難しいって方は、少し離れて望遠でズームにしてフラッシュ撮影して
みてください。料理だけ撮るなら光が当たり過ぎないのでだいぶマシに撮れますよ。
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●離れた建物を撮る時
夜景で建物を撮影する際にフラッシュを使っている人がよく居ますが遠すぎて光が届きませんよね。
そんな時にもこのISO感度を調整することで暗い場所でも明るい写真が撮れます。
フラッシュを使わずにISO感度を1600に設定して撮ってみてください。
≪注意点≫
・ISO感度を高すぎるとノイズが出るので、ISO感度を下げるなどして調整してください。
・手ぶれしないように出来る限りカメラを固定して撮りましょう。ミニ三脚があると便利です。
●水族館で水槽の魚を撮る時
水槽の中もかなり暗いのでISO感度で調整しましょう。
ガラス面の映り込みはカメラのレンズをガラス面にくっつけて撮影すれば防げます。
⇒ 水槽は演出のため青系の照明や背景が多く、デジタルカメラはこの色味を自動補正
する機能が付いています。そのため、実際の色味と違ってしまってあとで見るとこんなん
だっけと首をかしげることがよくあります。解消するにはホワイトバランスで太陽光
(太陽のマークなど)に設定すれば実際の色味に近い写真が撮れます。
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●イルカのショーなど屋外で撮影する時
晴天なら明りは十分なのでISO感度を上げないで、高速連射撮影で上手く撮れます。
ただし 、曇天の場合は、標準の撮影だと満足いかないことがある。
この場合は、ISO感度を1600や3200に上げて連続撮影しましょう。
シャッター速度が調整できるなら『4000分の1秒』など最速に設定します。
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