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世界遺産 Top10


 ■世界遺産 Top10 | 目次
世界遺産場所(国名)
遺産種別
マチュ・ピチュの歴史保護区 (ペルー)
  『天空の城ラピュタ』のようにまさに天空の古代都市なのだ。
複合遺産
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 (トルコ)
  キノコの形をした岩をくりぬいて家にしたり、おとぎの国の世界なのだ!
複合遺産
ウルル-カタ・ジュタ国立公園/エアーズロック (オーストラリア)
  巨大な一個の岩に驚愕!!近くのキングスキャニオンもオススメ!
複合遺産
屋久島 (日本) 
  大自然の島。日本だとは思えない。もののけ姫や木霊が出てきそうな森。
自然遺産
イグアス国立公園/イグアスの滝 (ブラジル/アルゼンチン)
  大迫力の滝。滝の真下で滝を浴びるツアーはアルゼンチ側のみ。野生動物も◎。
自然遺産
モン-サン-ミシェルとその湾 (フランス)
  湾に浮かぶ寺院が美しいが、歴史の中では難攻不落の要塞でもあったのだ。
文化遺産
ラパ・ヌイ国立公園/イースター島 (チリ)
  モアイの立ち並ぶ姿やその歴史的背景など神秘的な島。パワースポットなのか?
文化遺産
アンコール(カンボジア)
  アンコールワット、アンコールトムなど言葉では表せないような素晴らしい古都だ。
文化遺産
ペトラ (ヨルダン)
  インディージョーンズ3でも使われた。遺跡までのアプローチが更なる感動を呼ぶ!
文化遺産
メンフィスとその墓地遺跡:ギーザ〜ダハシュールのピラミッド地帯(エジプト)
  究極のパワースポット。まだ解明されていない謎が多い古代文明なのだ。
文化遺産
    
 僕が訪れた世界遺産上位Top10を紹介
■世界遺産Top10  マチュ・ピチュの歴史保護区 (ペルー)
マチュ・ピチュ(Machu Picchu:ケチュア語で「老いた峰」)は、ペ
ルーのウルバンバ谷に沿う高い山の尾根(標高約6,750ft=2,
057m)に位置する、よく保存されたインカの遺跡。山裾からはそ
の存在を確認できず、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「イ
ンカの失われた都市」などと呼ばれる。『天空の城ラピュタ』の世
界とも言われる。

この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階
段でつながっている。遺跡の面積は約13uで、石の建物の総
数は約200戸。
ユネスコの世界遺産では最初にクスコと同時(1983年)に指定された。
真ん中の写真の右は当時の技術の高さが証明されている。精巧に石が積み上げられていて薄い紙一枚も入らない程。真ん中の石は8角形となり、クスコの町(12角形が有名)にも同じ技術が用いられている。



未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもあるこの空中都市は通常の都市ではなく、インカの王族
や貴族のための避暑地としての冬の都(離宮)や、田舎の別荘といった種類のものであると考えられてい
る。大きな宮殿や寺院が王宮の周囲にあり、そこでの生活を支える職員の住居もある最大でも約750名
の住民しかいなかったと推定され、雨季や王族が不在の時は、ほんの一握りの住民しか居なかったと推定
されている。


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■世界遺産Top10  ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 (トルコ)
カッパドキア( Cappadocia)はトルコの首都アンカラの南東にある
アナトリア高原の火山によってできた大地のこと。

カッパドキアには「必見」の場所がたくさんあります。
たとえば"妖精の煙突"と呼ばれる多様な奇岩、ギョレメ谷、ギョ
レメ国立公園、岩窟教会、カイマクル・デリンクユあるいはオズコ
ナックの地下都市、ゼルヴェ谷、アヴァノスとその陶器、ウチヒサ
ルの岩の要塞、ウフララ渓谷とソアンル。

2005年の公式観光者数は、年に850,000人の外国人旅行
者、そして約100万人のトルコ人旅行者が訪れれています。



カッパドキアの宿は岩をくり貫いた洞窟部屋が多い。映画ロード・オヴ・ザリングやネバーエンディングストーリーなど小人やトロルなどの妖精が住んでそうな場所だった。
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■世界遺産Top10 ウルル-カタ・ジュタ国立公園/エアーズロック(オーストラリア)
ウルル(Uluru)はアボリジニによる呼称でオーストラリア大陸にあ
る世界で二番目に大きい一枚岩。別名エアーズロック(Ayers
Rock)。

オーストラリアのほぼ中央に位置し、ノーザンテリトリー、ウルル-
カタ・ジュダ国立公園内に存在する。『世界の中心』という意味
合いで「大地のヘソ」、若しくは、「地球のヘソ」と呼ばれる。
ウルルはアボリジニの聖地でもある。


ウルルが夕陽、朝陽を浴びて刻々とその岩の色
が変化していく様子を楽しむ、「サンセット鑑
賞」、「サンライズ鑑賞」、ウルルに登る「登山」
が、三大ウルル観光。登頂の最初の三分の一
は最大斜度46度で鎖につかまって登る。往復に
は2-3時間かかる。天候やアボリジニ人の宗教・
文化的などの理由で登頂できる確率は20%と
かなり低い。
僕はラッキーなことに登れました。(喜)




※世界最大の一枚岩はマウント・オーガスタスで西オーストラリア州カナーボン から東に約450kmにある。
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■世界遺産Top10  屋久島  (鹿児島/日本)
屋久島(やくしま)は、豊かで美しい自然や原生林が残
されており、島の中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生
林や西部林道付近など、島の面積の約21%がユネスコ
の世界自然遺産に登録されている。

屋久島最大の「縄文杉」は推定樹齢6000年以上。

鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目、日本
全国でも5番目の大きな島で。周囲約132km。九州大
隅半島の南南西約60kmの海上に位置する。

(左の写真←ジブリ『もののけ姫』でコダマが住む場所)
九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m) /日本百名山が中央にそびえ、周囲には1,000m級の山々を有し「洋上のアルプス」と呼ばれる。火山島ではなく、大部分は花崗岩からなっている。
海からの湿った風がこれらの山々にぶつかるため年間降水量は平地で約4,000mm、山地では8,000mmから10,000mmにも達し、ほぼ毎日雨が降っている。亜熱帯地域に位置するが2,000m近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が確認されている。反面、山頂付近の年間平均気温は約5℃であるため日本で積雪が観測される最南端ともなっている。夏場でも雹が降ることもあるそうだ。
豊富な流水や湧水に富み、宮之浦岳流水は名水百選に選ばれている。



野生動物も豊富で島の西端を通るとぐぬぐね曲がる細い道に屋久鹿、屋久猿が多いので通行が難しい。島の南側には温泉と滝がいくつかある。車ならガソリンは相当高いので鹿児島市内で満タンにしておこう!
  ※鹿児島から出航するフェリー『屋久島2』はよく運休するので日程には余裕が必要だ。

■世界遺産Top10  イグアス国立公園/イグアスの滝  (アルゼンチン/ブラジル)
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルにまたがっており、両国とも
国立公園として存在する。

ブラジル川からは滝全体が見渡せる。人気があるのがアルゼン
チン側で国立公園内にあるアトラクションのボートツアーで滝の
真下2箇所に行くことが出来る。


1986年にユネスコの世界遺産に登録。アルゼンチンのイグアス国立公園は既に1984年に登録されていたが、それの拡大登録ではなく、別の物件として扱われている。鳥類などの野生生物が多く、5種の森林とが同じ国立公園内に共存する世界的にも特殊で珍しい場所。ブラジル側の国立公園は、1939年に設定された国立公園。



アルゼンチン川のボートツアーは容赦なくずぶ濡れである。頭から大量の滝を浴びることになるのでびしょぬれである。容赦なく突入するのでマジでおもろい!超オススメ!カメラや貴重品を入れる防水バッグは無料で貸し出ししてくれるが濡れても良い格好が望ましい。まぁ暑いのですぐ乾きますけどね。

■世界遺産Top10  モン・サン・ミシェルとその湾 (フランス)
モン・サン・ミシェル(Mont Saint-Michel)ユネスコに文化遺産
として1979年に登録された。フランス西海岸、サン・マロ湾上に
浮かぶ小島に築かれた修道院である。カトリックの巡礼地のひと
つであり「西洋の驚異」と呼ばれる。

百年戦争の間は島全体が英仏海峡に浮かぶ難攻不落の要
塞となった。入り口付近には大砲が残る。

島の周囲が砂洲化しており、国家プロジェクトで以前のような
「洋上の島」に戻そうとしている。
中にはオムレツ発祥の老舗店があり40ユーロ位払って食べた。特別おいしいとは思わなかった。高ぇーよ!



●行き方
パリのモンパルナス駅からTGV(フランス高速列車で混むので予約は早めに!)でレンヌ駅下車。北口を出てすぐ右にあるバス乗り場から、モンサンミシェル行きのバスで約1時間20分。パリからは日帰りも可能。
観光ツアーバスならパリから約4時間くらい。
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■世界遺産Top10  ラパ・ヌイ国立公園/イースター島 (チリ)
イースター島はチリ領の太平洋上に位置する火山島。

ポリネシア・トライアングルの東端に当たる。絶海の孤島でモアイ
の建つ島として有名である。

モアイは島民を守るため海を背に立っている。まれに内陸部にあ
るモアイは海を向いているのもある。島最大のアフ・トンガリキに
は、高さ5mを超えるモアイが15体も並び日の出が綺麗だ。

ラパ・ヌイはポリネシア系の先住民の言葉で「広い大地」という
意味で、正式名はパスクア島(スペイン語:Isla de Pascua)。"
Pascua"は復活祭(イースター)を意味する。


●悲しき歴史
海底火山の噴火によって大海原に突然浮かび上がった島に、4世紀〜5世紀頃に最初の移民/ポリネシア人が移り住んだ。
最初は1人の酋長の下、1つの部族として結束していたが、代を重ねる毎に有力者が分家し、部族の数は増えて行った。7世紀〜8世紀頃に、各部族によって島の到る所にプラットホーム状に作られた石の祭壇(アフ)作りが始まり祭壇が作られた。

その後、10世紀頃までには、モアイが作られるようになった。モアイのデザインは時代の中で変化している。
  第一期 : 人型で下半身も作られている。
  第二期 : 下半身がなく細長い手を、お腹の辺りで組んでいる。
  第三期 : 頭上に赤色凝灰石のプカオ(髭、髪飾り)が乗せてある。
  第四期 : 長い顔、狭い額、長い鼻、一文字の口など最もイメージし易い




平和の中でのモアイ作りは突然終息を迎える。
モアイ作りには大量の木材が必要のため森が消えてしまう。森を失うと肥えた土が海に流れ出し、土地が痩せ衰えた。そこに人口爆発が起こり、最大で1〜2万人の人々が暮らしていたと言われている。人口が急激に膨れ上がり、深刻な食糧不足に陥り、漁場や耕作地域を争う部族闘争が50年ほど続く。
この戦争で目に霊力(マナ)が宿ると崇められていた守り神モアイは、敵部族の攻撃でことごとくうつ伏せに倒され力の宿る目の部分を粉々に破壊されていったのだ。



ちなみに、1722年の復活祭の夜、オランダ海軍提督のヤコブが、南太平洋上に浮かぶ小さな島を発見する。発見した日がイースターであった為、「イースター島」と名前が付いたと言われている。1774年には、イギリス人探検家のクックも上陸しているががその時にはまだ島のモアイの半数ほどは直立していたとそうだ。伝承では、1840年に最後のモアイが倒されたとなっている。18〜19世紀に奴隷として島民が連れ出され、外部から持ち込まれた天然痘が猛威を振るった結果、人口は激減し絶滅寸前まで追い込まれた。1872年島民は111人であった。1888年にチリ領になり現在に至る。島の人口は約400人。
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■世界遺産Top10  アンコール(シェムリアップ/カンボジア)
アンコール・ワットは、サンスクリット語でアンコールは王都、クメー
ル語でワットは寺院を意味するアンコール遺跡群を代表する寺院
建築一つ。

カンボジア国旗の真ん中に同国の象徴として描かれている大伽
藍と美しい彫刻はクメール建築の傑作と称えられている。

西を正面としており、午前中の撮影は逆光になるため、午後の観
光がオススメ。日の出も美しいので、早朝にも必ずいきましょう。

3日券を購入しておくと、昼間、夕方、朝陽といろんな表情を
拝むことが出来るので1日券購入は避けましょう!

また1日は日本語ガイドをつけて観光する事をオススメします。
ガイドを付けると全く理解度が違うのでより楽しい。

場所はシェムリアップの町の中心部から北に約6.5km。
タクシー、三輪タクシー、バイクタクシーなどをチャーターする
か、レンタサイクルを利用するのが一般的である。かなり暑い
ので2人以上で行動するなら自転車は避けよう。




アンコール・トム (Angkor Thom) は、「大きな街」という意味で、12世紀後半に建設された一辺3kmの城壁に囲まれた大規模な城塞都市。アンコールワットの北に位置する城砦都市遺跡でアンコール遺跡郡の1つ。内部は中央にバイヨン寺院、その北に王宮や美しいテラスなどの遺跡群がある。
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■世界遺産Top10  ペトラ遺跡 (ペトラ/ヨルダン)
ペトラとは、ギリシャ語で岩を意味し、国はヨルダンにあり、1985
年12月6日、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。
死海とアカバ湾の間にある渓谷にあり、死海からは約80km南。

また西にガザ、北にダマスカス、紅海にも近く、中東での人や物
の行き交う要衝の地でもあった。ナバテア人(Nabataeans)の首
都、砂漠を移動していたキャラバン隊の中継基地であったとそう
だ。切り立った渓谷に守られ、自然の要害となっていた。

遺跡までの下り坂のは両側にその高い渓谷になっていて行く先が見えず旅人をわくわくさせるアプローチになっていて長く発見され無かった要因でもある。脇にある岩をくり貫いた治水システムも圧巻。



右の写真は映画『インディ・ジョーンズ3』でハリソン・フォードが映っていた場所。
一番奥の遺跡までは歩いて1〜2時間かかるが、写真と同じ場所に行くには通常案内されているルートでは行けない。
簡単に教えると写真右側に進むと右手に石の壁に大きな遺跡が見えてくる。その遺跡を通り越しながら裏に時計回り3−40分登っていく。途中階段や細い道があり、後半は瓦礫の道なき道を下って行く。1−2回迷うと思うがインディアナになれるよう頑張って辿り着いて下さい。

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■世界遺産Top10  ギザ〜ダハシュールのピラミッド地帯(ギザ/エジプト)
ギーザ(ギザ) は、ナイル川中流の西岸に位置するエジプトの都
市。同国の首都であるカイロからみてナイル川を挟んでおよそ
20km西南にあり,人口はおよそ200万人。

古代エジプトから続く町であり、クフ王のピラミッドをはじめとする
ギザの三大ピラミッドと、ギザの大スフィンクスがある遺跡の町。

ピラミッド建築の頂点とされる「クフ王のピラミッド」は世界の七不
思議で唯一現存する建造物である。


紀元前2540年頃に20年以上かけて建築されたと考えられるエジプト第4王朝のファラオ、クフ王の墳墓。
高さ146.6mは14世紀以降ヨーロッパの教会建築がその高さを超えるまで世界で最も高い建造物だった。




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