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■対策2|詐欺対策

 旅人をターゲットにする悪い奴らはどこにでも居るし、旅人の訪れる場所に集中します。遭遇度が高い分、被害に遭うこともしばしば。予備知識はもっておこう!


 ■目次|
    ● 両替時の現金ごまかし
    ● スキミング
    ● 悪警官(偽警官)・イミグレーション&税関対策
    ● 賭博詐欺
    ● 旅行業者詐欺
  ■対策1 |両替時の現金ごまかし

目の前で確認しているのに受け取ったときには足りていないってことが良くあるそうです。
いくら注意しても手品師の様にごまかすので、旅慣れしていない人は細心の注意を!
現金をもらった目の前で計算することを徹底した方が良い。間違っていたら言葉通じなくても妥協してはならない。本当に間違っていたらすぐに正しい金額で返してくれるはずだから、ごねたり無視したりする奴は確信犯なのでこっちの根負けを狙っている。多くても3−4回プッシュすれば相手も諦めるでしょう。
それでも駄目な場合、2人以上で行動している場合は友人にポリス(ポリシア)を呼んで来てくれと頼めばおおよそ返してくれる。もしくは、『ノー・エクスチェンジ、プリーズ(両替なし)』と言って元の現金を返してもらい他の両替商を探しましょう。
誰か読んで来ようとその場を離れては駄目です。その場で対処しないとシラを切られて負け確定。
・レートが極端に良い両替商は止めた方が良いです。大半は何かあります。
路上の両替商はレートが良いことが多いが、レートや枚数をごまかしたり偽札を混ぜてくる事があるので受け取った時に必ずその両替商の目の前で確認するか、きちっとした両替商を利用する。
・評判の悪い両替商はレートの良い両替商の情報を仕入れる際に調べておきましょう。
    ⇒情報ノート、宿の人、現地人で商い(土産物屋)をしている人などから情報収集しましょう。
両替商のレートにはのコミッションを含んでいるケースとそうでないケースがあるので注意!
立地条件が良く電光掲示板で計算してくれるような両替商は安心。最もレートの悪い銀行はまず騙すことはないだろうが、手数料が高いところが多い。
・スキミング犯罪などが多い国で無ければ、クレジットカードや国際キャッシュカード(銀行)を混ぜて使うことも両替商のトラブルを防いでくれます。

 ■対策2 |スキミング犯罪など

クレジットや銀行のカード情報を読み取って不正にショッピングや現金を引き出されてしまうもの。
最近の読み取り機は財布やカバンの上やポケットの上からかざして情報を読み取ってしまうらしい。
暗証番号を見られたり知られたりしなければ危険度は下がるが常に注意が必要だ。
仲良くなった旅人の暗証番号を調べ(聞き出したり盗み見したりするそうだ)、その後現金を引き出すという手口で金を稼ぐ寄生虫のような悪い奴もいるそうです。
良き関係を継続して行く上でも築く上でも最低限のマナーとして暗証番号は個人が秘匿し続けましょう。
ショップのカウンターでは目の前でクレジットカードを切ってもらいましょう。
奥でカードを切るような作りの店では買わないほうが良い。る手続きが死角になる場合も危険だ。
サインは必ず漢字で書くのがベター。外国人が真似にくいし、万が一使われた場合でもクレジットカードが弁済保障してくれはずです。(但し、クレジットカードの裏のサインを漢字で書いておく必要があります。)
暗証番号で入力する場合は片方の手で必ず番号を隠しましょう。
ネットカフェなど公共の場所で銀行などのサイトにログインするのは十分注意しましょう。
頻繁に利用しないことが望ましい。パスワードなど盗めるように設定しているケースがある。
自前のCPの方がより安全だが知識や腕があれば無線でハッキングする事も可能なため100%安全とは思わないように。
海外で利用できるショッピングやキャッシングで利用できる限度額は自分の好みに調整できます。
出国後もインターネット上で登録すればほとんどの場合変更が可能です。
取引会社にもよるが国際電話でお願いして変更することも可能。
【体験談】
10年以上前にアメリカの西海岸でクレジットカードを不正利用された経験があります。クレジットカード会社から連絡があって知り、その際にはカード会社が全額保障してくれ無傷だったことがあります。現金だと保障されないけれどショッピングなら保障が効き易いのでクレジットカードは相変わらず多用しています。
世界一周では終盤にメキシコに行った際、最近スキミング犯罪が多いと聞いたため大手スーパー、バスセンターなど管理がしっかりしている所以外では全て現金を利用しました。
もちろんそれ以外の国でも治安や店などによって極力使い分けしています。
13ヶ月の世界一周中に銀行やクレジット会社からカードを不正利用されようとした形跡があると連絡が来たことがありました。何れも何も無かったのですがきちんと監視してくれているんだなと関心しましてね。
念のため限度額などを電話やネットで再調整して防御体制の再構築を行った経験があります。
 ■対策3|悪警官(偽警官)・イミグレーション&税関対策

対策1に記載していますが、その土地に慣れない旅行者を弱みに漬け込んで美味い汁を吸おうとするダニみたいな奴らが世界中どこにでもいます。
制服やバッジ見せられても判らないし、やる気になれば何とでも理由つけて逮捕することもできます。正義は全く通用しないため関わらないことが最も重要です。
警察・税関(イミグレーション)が悪い国(途上国に集中)
べネスエラは汚職警官が多いことで有名で、手荷物検査と言っては現金やi−Podなど鮮やかに抜きとるそうだ。余りにも被害者が多いので行かないことが重要です。
国境越えの際に通過する税関。ごく一部悪い奴らがたまる場所があるようだ。
 例えば、ペルー・ボリビア間の移動はティティカカ湖の北側から抜けると盗難に遭い、メジャーな南側ルートは安全だったりする。
・車やバイクは税関で難癖つけて証明書を発行してくれない事がある。要は賄賂をくれって事なんだろうけど・・・。通過する前に必要な手続きやコストなど知っておくかおかないで相手の言いなりにならず、余計なコストもかからないかもしれない。
・使用していたサングラスはどこでもねだってくる奴が多かった。中々手放さずかなりしつこかったが度付メガネだと判ったらすぐに返してくれた。欲しいものがあれば出来心で黙って盗る奴がいるんだろうなと感じた。
バリ島でバイクを乗っていると警官が20ドル請求してくるそうだ。2ドルで手を打てるらしい。
   ※余談だがバリ島はドラッグについてかなり厳しいらしく持っていたら射殺されても文句は言えないのだ
    と現地人に聞いた。僕には無縁な話だが一緒になった旅人が持ってたりしたら最悪ですね。
・ちなみにカンボジアの国境は賄賂で2−3ドルいると聞きましたがガセでしょうか?必要なかったです。
偽警官
 私服でバッジをちらっと見せきて荷物検査などするそうです。
 どこにでもいるそうですがスペインやイタリアは多いと聞きました。(実際にスペインで見た。)
 日本の警察手帳やバッジでさえ本物かどうか見分けられないのに、外国の警官なんて見分けれるはずが無い。怪しいと思ったら交番や警察署に一緒に行ってそこで見せましょうと言えば立ち去って行くでしょう。
 本物だったら正当な理由もあるし、むしろ抵抗することがヤバイはず。
【関心した話】
ペルーで旅行会社を経営している男性が『政治家、警官、弁護士、泥棒。この4つの職業は来ている服は違えどやっていることは皆一緒だ。』と言ってたのが強烈に記憶に残っています。国が経済発展せず民衆の生活がいつまでたっても楽にならないのはペルーだけでなく途上国に多く見える傾向です。
権力を振りかざす点については今も昔も日本は変わりないのかもしれませんが・・・。
 ■対策4|賭博詐欺など

アジアに多い。仲良くなった後にトランプ賭博に誘いイカサマなどで金を騙し取ったりするもの。
パターンとしては、道で声をかけ『近々日本に行く妹に手紙が来たのだが日本語が読めないので訳して欲しい。』と言って家に招待する。家庭料理など食べさせたり、家族の写真を見せたりとアットホームさを漂わせて安心感を与える。その後、ゲストが現れ高額賭博に誘い、負けたり何らかの言いがかりあかりをつけて追い込む。最終的には現金、クレジットカード、ショッピングで清算させるという手口。
以上が代表例だが旅先で言い寄ってくる人はほぼ全員怪しいと思った方が良い。
下心があることが大半だ。
まぁ、大半が土産物売りで面倒くさい奴らなのだ。
面白半分で何回かついて行ったことがありますが、絨毯・シルク・ジュエリー・骨董品・民芸品などですわ。
飲み屋で女性から声をかけてき来られ良い雰囲気になり、部屋に戻っていざ一戦となったら男が出てくるという美人局(つつもたせ)や、寝ている間やシャワー浴びている間に財布ごと女の人がいなくなったってのは旅の途中でよく耳にした。
ホー・チ・ミンで8年いるカメルーン出身の男性いわく、人種関係なく引っかかっていて睡眠薬もられたりすると100%持っていかれるよ。俺の友人がそうだ。ちなみに俺は偶然引っかからず超ラッキーだったよ(笑)。』
世界では人気の無い日本人男性が急にもてるってだけで有頂天になるのかもしれないが危ない橋を渡っているという自覚が必要なんだろうね。
金品は取られないがニューハーフやオカマちゃんだったなんてオチも何度か聞いた。わからんもんなんだね。
明らかに外国人(旅行者)ってのが判るのに向こうから声をかけてくるには何か目的があると考えと良いでしょう。それが興味や好奇心や旅人へ親切心であるケースもあるってことを念頭におきつつも、警戒・注意は怠らずコミュニケーションとりましょう!
 ■対策5|旅行業者詐欺など


旅券を手配する際に多額の手数料を上乗せする旅行者や偽の旅券を発行する業者など
 【対策】→いくつかの旅行業者を回って値段比較し、極端に高いところや安いところに要注意だ。

1つの旅行業者だけでは何の比較にならない。
また安かろう悪かろうでは安全面が心配である。旅人の情報に耳を傾けることも大事だが、最終的には自分の判断である。余程信用のおける会社以外はいくつか回って検討すべきだろう。
旅人から紹介された旅行社に行く場合は先に2・3社回って値段チェックしてから向かうと紹介された理由が分かるはずだ。

≪参考≫
・インドはぼったくり旅行社が横行するので要注意!
 中には空港から旅行社へ直行され契約するまで軟禁されたって話もちらほら。
 「政府公認の旅行社で・・・」と言ううたい文句は怪しい。こういうところは契約しないで他も見てみよう。
・人を見て値段をふっかける旅行社
 一人旅の人がよくふっかけられる事が多いようだ。 
 タイのバンコクのカオサン通りにインド系の旅行社があるが人によって手数料が違うようだ。
 今はまともかもしれないが気をつけよう。
・詐欺ではないにしてもいい加減な旅行社も多い。むやみにまかせっきりにならないように!
手配をお願いしてたりキャンセル待ちをお願いしていてもきちんとやってくれているかどうか怪しい。日本は小額のサービスであろうがきっちり仕事をするがいざ海外に出るとそんな常識は全く通用しない。大手旅行社であっても仕事は相当いい加減だ。
世界を旅してまともだなと思ったのはアメリカ系やEUではドイツ・フランス・スイスなど。
いい加減なのはアジア・中東・スペイン・イタリア・中南米だ。スペインのイベリア航空など大手だが自分のグループで発券しているワンワールド世界一周航空券のことを誰も知らない。10人に聞いて10人とも知らない馬鹿っぷりだ。約束の時間に担当は不在だし、誰も連絡は受けてないし。
シリアのJAL支店は日本人が一人も折らず英語も数名しか通じず。友人が手配した航空券変更依頼もすっかり忘れさられていた。後日シリア支店に問い合わせても受付した記録すら残ってないとのことだ。



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