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■対策1|盗難対策

 旅のトラブルで最も多いのが携行品被害。僕も数回被害に遭いましたし、旅人の多くが経験しています。特に日本人は最良のターゲットで有名。 リッチ、電化製品やブランド品を持つ、パスポートが高く売れる、弱いなどの理由で常に狙われています。従って、事件に遭う事を前提に事前対策(保険加入など)をしっかり行って旅に出よう!


 ■目次|
    ● 置き引き、預け荷物、入国時
    ● スリ、ひったくり
    ● 強盗、住居侵入
    ● 危険な場所・移動ルート
    ● 睡眠薬強盗
    ● その他
 ■はじめに|代表的な盗難

旅で得た情報を元に最も多い代表的な盗難を先に紹介しておきます。
  ・バス・電車での移動途中、駅構内とその周辺での荷物・貴重品盗難とスリ、置き引き。
  ・市場などの人ごみでの置き引き、盗難。
  ・宿での空き巣泥棒(宿のスタッフ・オーナー、旅人が犯人の場合も・・・)
  ・強盗(首絞め強盗、タクシー強盗など)

危ない場所や時間帯、狙っているものなどある程度共通してたりします。従って、対策さえしっかりしていれば戦意を喪失させターゲットから外れたり、盗難の危険性がぐっと下がります。
簡単に言うと、移動途中は鍵を多用して、観光で町を歩く際には貴重品は極力持って行かない(もちろん宿に置いてある荷物は施錠)。明るい時間に行動し、人通りの少ない場所へは行かないといった基本的なことでおおよそのトラブルは避けれます。
しかしながら、相手もプロだ。生活がかかっている以上盗むプロなのだ。守りの素人と攻めのプロが対決した場合はどちらに分があるかは言うまでも無いだろう。その気になればあの手この手で仕掛けてきて芸術的に盗難してしまうルパンのような憎らしい手口も良く聞く。
旅人からの情報をケーススタディするとだいぶ前から付け狙われてターゲットになってしまったというケースも少なくないのである。狙われない様にするには隙を見せな様な行動が必要となる。
万が一に備え、盗難の種類とその対策を少しでも知っておきましょう。
が安全なだけに国外に出れば安全で無いという自覚を持って行動する事をオススメします。
 ■対策1 |置き引き、手荷物預け、出入国時
 
最も多いのがバス・電車での長距離移動時での盗難。特に夜行に盗難は集中します。
南米では旅人同士の情報交換でこの手のネタを持っている人に遭う確立が滅茶苦茶多い。
【対策】
 @カバンのチャックに鍵をする。(
ポテチ開けされにくいファスナーが望ましい)
 Aカバンそをワイヤーなどでシートと連結しよう。(カバンを持っていかれる可能性が低くなる)
 B現金や財布は前ポケットが基本だが夜行で寝る場合は後ろポケットに移動しよう!
 C夜行の場合はシークレットポーチ(腹巻式)も腰や背中の方)に移動しよう。
 D預けバックは施錠する。パックセーフ(ワイヤーネット)で包むとよりベター。
 E貴重品を極力見せない。(何気ないこの行動が最も狙われる機会を作る)
 F極力前の方に座ると明るく人目に着きやすい。窓際に座る。
 Gカバンはナイフで簡単に切れるような薄手のものは避ける。
 Hバス待ちしているとときには何人かのカバンをワイヤーでつなぐか、いす等にワイヤーで繋ぐ。

車内での盗難(頭上の荷物、足元の荷物、ジャケット内からなど)
 南米ではバス内で寝ている隙に後方か前方の足元から手を伸ばしてカバンの中身を漁るという手口
 さえある。バスのグレードによっては前方から足元に手を伸ばせないようにガードがされているものもあり
 ますが、そういう対策をするほど被害件数が多いのだと驚愕した。
 大体がカバンそのものを盗むケースより中から抜き取られていたというものが多い。特に財布、カメラ、
 携帯電話、パソコンなどが狙われるようだ。
 大半はカバンに鍵をつけていなかったという人も多いが、ナイフでカバンを切られる事も場合によってある。
預けていた荷物が紛失
・預けた際に引換券をもらうが、チエックの甘い会社(人?)もたまにある。これは予測不可能なのでバス
 会社は特定できない。特に人が多く降りる大きなバスセンターや終点、乗り換えなどでは混雑する。
 その隙を狙う輩もいる。極力早く降り、荷物を確保するべきなのだが当然車内も込み合う。
 万が一のこともあり貴重品は分散させるか、車内に持ち混むかの対処が必要。
・預けた間違った場所、つまり違うバスに載せられるケースあり。
 最終的に手元に届くはずだが、荷物が戻るまでの1〜数日のロスが生まれる。実際に友人がこの被害
 に遭い予定なき町に一泊したのだバス会社は何の保障などしてくれない。英語の話せない人たちと数時
 間交渉したが徒労に終わった。一時は身元不明のバックだけに紛失しててもおかしくなかったのだった。
バス・電車でのグレードで安全を買う
 南米のバスは同じ路線でも松竹梅とバスのランクが分かれていおり料金・出発時間が異なる。
 また、1階と2階で座席のグレードが違うものもある。当然値段によって客層が違い、被害に遭う可能
 性も違う。が、基本的にどのバスに乗車しても携行品は最新の注意が必要。
 特によく聞くバス被害はボリビア、ペルーなど物価の低い国。驚くほど聞くのでとても注意が必要だ。
 最安ランクの夜行バスに乗った際に現地の人たちが通路に座ったりするため足元の荷物が不安でしょう
 がなかった。防犯対策が完璧だったため事なきを得たが初めて不安で不安でぐっすり眠れなかった。
 ヨーロッパの鉄道は寝台車も充実している。大体2人か4人のクシェットでドア&鍵付。身元チェックや
 パスポートやIDを預けるものもあり比較的安全。寝台でないのは人が入れ替わり立ち代りで盗難の
 危険がぐっと増す。
 ※東欧を旅行中の大学生から聞いた話だが前ポケットの部分が綺麗にナイフで切り取られ財布を
  抜き取られていたらしい。
 ※ベルリンからハンガリーに向かう夜行列車でパソコンの盗難に遭いました。最初は老年の男性と2人で
   6人シートを使用していましたが、深夜1時2時でも電車に乗ってくる人が沢山いることを知りませんで
  した。一番は出しっぱなしで寝てしまったという大馬鹿野郎が悪いんですけど・・・。

 ■対策2 |スリ、ひったくり

メルカド(市場)や祭りの人ごみには獲物を狙って良からぬ人が集まってきます。
財布や貴重品は出来る限り人目にさらさず、一眼レフなどの高級な電気機器はもって行く場所や使う場所を選択しましょう。
盗む前にどこに何を入れているのかをリサーチしている事が多いようです。駅で切符を買った際にどこに財布を入れたかなどチェックしている可能性非常にが高い。
財布を2つ3つ分けておくのも必須だが高額紙幣を入れた財布を持ち歩かない事が無難でしょうね。
●魔法の様な盗難の手口(旅人から聞いた実話)
・ヨーロッパの地下鉄ですられた話。

 一緒に旅している女の子2人がすり対策としてお腹の前でカバンを抱えるようにして座っていたそうですが、
 女の子達の列車だけが混んでいました。ある駅で十数人の団体が降りた後で一人の女の子のカバン
 が切られ財布だけ抜き取られていた事に気がついたそうです。いつどうやって盗られたかは2人とも全く
 判らなかったとの事。
・年末のカウントダウン時に広場に一眼レフを持っていた男性が鮮やかにカメラを盗られた話。
 夜に人ごみで一眼レフを持ってくるのは危険と友人に忠告され、服の中にカメラを隠し両手でしっかり
 ガードして人ごみへ。爆竹を足元に投げてくるのでそれを避けようと人ごみが右へ左へと動きそれによっ
 て自分も押され左右に体を振られる。気がつくと両手でガードしていたカメラが無くなっていた。
・道を尋ねられている間にウエストポーチから貴重品を盗られる。
 道を尋ねられ、地図を見ながら説明ししたり、白い紙に地図を書いて説明しているときに胸元から下が
 死角になってしまい、その隙に盗まれるとの事。共犯がいるので目の前のすった人間はすぐに他の人に
 ブツを渡してしまうため本当に道を聞いてただけだと言い逃れ出来るし、証人でもいない限り現行犯
 逮捕も難しいようです。
・ケチャップや唾かけ強盗。
 イタリアやボリビアなどが有名。通りすがりに何か液体をかけ意識をそこへ集中させ逆側や後ろから財布
 をすったりひったくったり、置いている荷物を盗るというもの。犯行はチームで行うため液体をかけられたら
 足を止めずに歩き続けることが重要。ひるまず歩き続けた人ほど被害はTシャツのみで済んでます。
・友好的に近寄ってきて写真撮ったり、メルアド交換している隙に・・・。
 どっから来たの?一緒に写真を撮りましょう!メールアドレスを交換しようなどわいわいやっている隙に
 手荷物がなくなってしまうケースもある。全員を疑ってしまうと旅は面白くないが、友好的に近寄ってきて
 油断を誘うのは犯罪プロの常套手段だ。手荷物は人任せにせず自己管理しなければならないのだ。

 ■対策3 |強盗、空き巣

●強盗には抵抗しないこと!顔は見ないようにしましょう!
 強盗は力づくで武器に頼ることが少なくありません。見つからないようにやるスリや詐欺は知能犯である
 ため人に危害を加える可能性が低く、捕まった時の罪の重さを把握して犯罪に手を染める計算高い人
 もいます。反面、強盗ってのは知能犯でないことが多く感情的に暴発してしまうことが多々あります。
 出くわしてしまったら金品は惜しまず渡しましょう!無駄な抵抗をして命までくれてやることはありません。
 地面に押さえつけ何かわめいてたりしたら絶対顔を上げて相手の顔など見ないようにしましょう!
 まず、撃たれて殺されます。実際に聞いた話で、襲われた2人の内一人は顔を上げず抵抗しなかった
 そうですが、顔を見てしまった方は口封じに殺されてしまったそうです。
●強盗用のダミー財布を用意しておこう!
 金が少なすぎると怒って殺傷することもあるそうです。どんだけあったらええねんって言うのは人によるで
 しょうから各自で考えてください、僕のダミー用財布には5千円〜1万円以下の現金と空の銀行カードと
 海外で使用できないクレジットカードなど入れて持っていたことはありました。
ドア用に大き目の南京錠で内側からロック
 合鍵をもっているケースもあれば、押し込んで侵入するケースもあり完全に防ぐことは無理だとしても中
 からロックできるタイプのドアがある場合、宿の鍵より自分で持ってきた鍵を優先して使用しましょう。
 従業員、場合によってはオーナー公認で侵入させる場合もあります。
●宿のスタッフや観光案内所で危険な場所は聞いておこう!
 どの国も共通するのが夜22時以降は出歩かないようにということを聞く。というか暗くなったら危険度は
 増すのだろうけどね。昼間は安全であった場所でも夜になると犯罪が増加する広場や通りがあったり
 します。サルバドール(ブラジル)で明るいうちは人通りもあって普通に歩いていた通りを少し遅い時間に
 歩いていたら、銃を外に突き出してパトカーが2台巡回してきたことがありビックリしたことがありました。
 向こうからすると僕らが強盗かもしれないと思ったらしいのだ。そもそも銃を構えてパトロールするってどん
 だけ危ないねん。しかもそこを知らずに歩いている僕らは・・・。

 ■対策4 |危険な場所・移動ルート

南米のバスでの盗難被害は日常茶飯事。また、インドの列車も気が抜けません。。夜行はどの国でも最新の注意を!
【 危険な移動ルートや主な地区(テロ国家や紛争地域は除く) 】
強盗:インドからネパールへと北上するバス(下りだったかも?)
 後部座席に連れて行かれ銃やナイフで堂々と強盗。バスの運転手も自分が危ないから見てみぬ振りを
 します。もちろん抵抗すると怪我します。足をナイフで刺されたりするみたいです。
海賊:シンガポール、マレーシア、インドネシアの国境間の船舶移動
バスセンターでの置き引き
・ペルー、ボリビア
バス・電車移動時の盗難
・インド(堂々と持っていくそうです)
・南米(特にペルー、ボリビア)
・ヨーロッパ(特に東欧)
駅付近がヤバイ(世界共通でどこもヤバイです)
・ブエノスアイレスのバスセンター周辺(アルゼンチン)
 土・日の午前中が圧倒的に盗難の被害が多いそうだ。結構な確率でやられるってさ。
・バルセロナ・サンツ駅(スペイン)
 電車の待ち時間まで駅周辺をうろうろしていたら、地図を見せながら道を尋ねて来る人がいました。
 どう見てもイタリア人でアジア人に道を尋ねてくることも変だし怪しすぎます。他の人に聞けと追い払った
 ら間髪いれずに偽警官らしきやつが手帳を見せてやってきました。もちろん無視しましたけどね。ネットで
 調べるとこの駅周辺にこんなやつらが一杯いるみたいです。マドリッドのアトチャ駅周辺もやばいようだ。
首絞め強盗
・ダントツでコロンビア、ついでボリビア(一説によるとスペインで始まったそうだ)
有無を言わさず何もかも危険な地区
・ヨハネスブルグ(南アフリカ)
 都心が危ないそうですが郊外でも寝ている間に押し込み強盗が入ってきて全部盗られた旅人がいま
 した。ワールドカップ・サッカーでも女子アナをどの局も派遣しないという配慮がなされた国でもある。
銃で脅されたなど銃犯罪を良く聞く国
・コロンビア、ヨハネスブルグ、(たまにブラジル)
警察・税関(イミグレーション)が悪い国(途上国に集中)
・べネスエラは汚職警官だらけで、手荷物検査と言っては金やi−Podなど鮮やかに抜きとるそうだ。
 被害に遭っている人が多いのでどうしても行きたい人以外は行かない方が良いでしょう。
・ペルー・ボリビア間の移動はティティカカ湖の南側を通り東西に行き来するのが良い。確か北側から
 抜けると金品を取られたりトラブルが多発しているようです。
 僕はクスコ(ペルー)からラパス(ボリビア)に向かう際に、【クスコ 〜 プーノ(ウロス島観光) 〜 コパカ
 バーナ(太陽の島・月の島観光) 〜 ラパス】と移動しました。見所も多くこのルートがメジャーです。

■対策5 |睡眠薬強盗

世界中で良く聞く睡眠薬強盗。貴重品をまるごとやられるので性質が悪い。気をつけよう!
列車やバスの中での睡眠薬強盗
 ・トイレに席を立っている間にペットボトルの中に睡眠薬を混入されるケース。
 ・親しくなってお茶をご馳走になったら睡眠薬入りだった。
 ※特にインドの列車でよく聞く話だ。
売春婦に睡眠薬をもられるケース
 ・全員ではないそうだがたまにいるそうだ。睡眠薬をもられなくても寝ている隙にってこともあるようだ。
仲良くなってバーに飲みに行き睡眠薬を混入されるケース
 ・一人旅の旅人にきさくに話しかけて来て、バーに飲みに行った際に薬をもられ盗難に遭うケース。
 ※特にバンコク(タイ)で横行している。やられたっている日本人3人にあった。何れもバンコクに来て初日か
  2日目の出来事で全員8・10・15万円やられていた。
  手口がオーストラリア人と名乗る男。白人ではなく黒人など有色系らしい。一人は背の高い黒人で
  アーミーパンツをはきTYOTAの帽子を被っていたそうだ。

【対策】→貴重品は分散して持つべし。日本人が腹巻式ベルトを多用しているのはばれています。
      スリからは身を守れますが強盗には通用しません。貴重品は3つ以上に分散を!


 対策6 |その他
●3つの数字のダイヤル式の鍵は注意!
地道にやれば1時間以内に開いてしまいます。一度試したことがありますが10分以内に開いちゃいました。
常に身につけ片時も離さないようなものになら使用可能だが預け荷物や宿に置く荷物には余りオススメしません。(4つのダイヤル式の鍵は日本で買うと高いがタイやカンボジアなら2ドルあれば買える。)
●いろんな人が居ます。
ルーマニアからの夜行列車で気の良いおじさんと楽しく談笑していたらその人は1週間前に僕がブカレスト駅で道を尋ねた人だということが判明。偶然の再会となったわけだが、何でもそのおじさんは1年半ぶりに故郷のブルガリアに戻るところだった。数時間後に発覚したのだがおじさんは1年半ルーマニアの刑務所に投獄されていたそうなのだ。俺はルーマニアの国がおかしいと言ってたが詳しく何があったのかも聞きにくかった。気さくで親切な良い人だったので何より驚いたし色んな人と知り合うなと思いました。。やや後方にいた中東系の目のするどいビジネスマンの方が怪しかったもんな。疑いだしたらきりが無いけど列車に乗ってすぐに荷物そのものは防犯対策でしっかりガードしていたので安心でしたけどね。
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