■目次| |
● 予防接種について ● 代表的な予防接種と費用(A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・黄熱病・破傷風など) ● 予防接種の対応地域と必要接種回数 ● リンク集 ● 旅のエピソード(旅人からの情報など) |
【予防接種について】 |
1回ですむものもあれば数回受けるものもあります。 例えばA型肝炎などは1ヶ月以内に2回受ければ半年以上の予防が出来、半年以上後に3回目を受けると十数年の予防が可能。 ワクチンの効果が出るのは接種後10日後だったりするので出発直前の接種は完璧とは言えません。また黄熱病などは生ワクチンですから基本的に作りおきが出来ないため突然訪問しても接種できないとお考えください。事前に予約する必要があるので最寄の検疫所や病院などにお問い合わせしてください。 また少なくとも2回に分けて接種するワクチンもあり渡航1ヶ月前には計画しておく必要があります。 |
【代表的な予防接種と費用】 *料金については2010年7月1日東京検疫所を参考 |
■ 予防接種の対応地域と必要接種回数 |
この表はおおまかな参考にしていただくもので正確なものではありません。例えば、紹介した地域は多く発生しているということであって他の地域が安全というわけではありません。エリアは拡大・縮小することもあるため正確な情報が得られるサイトで調べるようにしてください。
※1968年開始の3種混合ワクチンで定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを12歳の時に 受けていれば、20代前半位までは免疫があり、それを過ぎたら、1回の追加接種で10年間有効。 ⇒ 地域別情報(FORTH) |
■ リンク集 |
※海外で破格値で受けれる国もありますが言葉の問題、時間のロスを考えると長期旅行者でない限り極力日本で受けていくことが望ましいでしょう。 ※費用は検疫所や病院、地域などによって異なります。下記のサイトでご確認を! ⇒ FORTH(厚生労働省検疫所) ⇒ 感染症情報センター ⇒ 東京検疫所 |
■ 旅のエピソード |
●死亡率100%の狂犬病 犬に噛まれそうになったことはこのページの狂犬病の項目に紹介しましたが、旅の途中で実際に噛まれたという何名の人と知り合いました。慌てて病院に駆け込みワクチン接種をしたそうです。どの人もただ歩いていただけで何もしていないのに犬のほうが縄張りに部外者が侵入したと攻撃的になったのでしょうね。 その内アルゼンチンで知り合った女の子は病院に行ったけど2つ犬歯の噛み跡から血が出ていないので大丈夫だろうとワクチンは打ってくれなかったそうでした。まだ発病していないので多分大丈夫だろうと心配そうに言ってましたが、数ヵ月後にブラジルのサルバドールでの再開で生きてて良かったねと偶然の再開に喜んでこともありました。 バリ島のビーチは昼間は海水浴で賑わっていますが夜になると犬達の縄張りになっており、ビール片手に一人で散歩してたら一頭の犬が遠吠えをしたのを皮切りにあちこちで合図と思える遠吠えっが聞こえたちまち数頭の犬が数百メートル間隔で東西南北から集まって来てしまいビーチと町の間の土産物屋通りに軟禁されたことがあります。狂犬病の予防接種をしてなかっただけに2時間ほど身動きとれずでした。 余談ですがスリのおばちゃんにズボンの上からあそこをさわられたり、2人のレディボーイに声をかけられたり散々な夜の締めくくりがこれでした。 2010年のニュースにおののく。2008年以降、これまで狂犬病に無縁だったインドネシアのバリ島で死亡者が増加して大流行しているそうなのだ。ちょうど渡航中のことやんか。貧困でワクチンを接種できない島民が多く、減少させれないとのことだ。そもそも島にワクチンが余り無いらしくこれまでに20万匹の犬を殺処分したそうですよ。九死に一生を得たってことでしょうか。狂犬病の予防接種必要でしたね。 ●1週間高熱にうなされる『デング熱』 良く聞いたのは南米(ジャングル)で蚊に刺されデング熱にかかり1週間高熱と戦ったという話だ。インフルエンザの高熱と言えば判りやすいでしょうがあれが1週間続くらしい。インフルエンザだと抗生物質を打てば熱はすぐに治まるがそうはいかないらしい。死を覚悟したという人がほとんどでした。過去形での話だから今は無事で元気そうで何よりなのですが高熱で寝込んでいる間は一日がとても長くどんどん衰弱していくのが判るのにこれ以上何も対処する方法が無く最悪の事をあれこれ考えたりするそうです。実体験だけにリアルで背筋が凍りつく話でした。話を聞いているうちに怖くて指先が冷たくなっちゃった位ですからね。 日本脳炎の予防接種はアジア方面への免疫になると思いますが南米の蚊に効くかどうかは定かじゃありません。冒険野郎や移動コストを安くしたいので1週間かけてアマゾンクルーズなんて事を考えている人はしっかり対策を練ってくださいね。 |